先日、札幌商工会議所主催の現場視察会「食の高付加価値化・製品開発」へ参加して来ました。
食品関連企業向けの内容の視察会になります。
様々な設備や技術で、企業の製品開発などを支援している江別市にある施設(地独)北海道立総合研究機構 食品加工研究センター様と
美唄市にある雪冷熱を利用し、食品などの保存ができる施設(一社)北海道スノーフード研究会 利雪食品加工研究施設「ホワイト・ラボ」様を視察させていただきました。
札幌商工会議所の隣から視察施設までバスで向かいます。
集合場所へ行くとまだ時間が早く一番乗りでした!(笑
初めに向かったのが江別市の(地独)北海道率総合研究機構 食品加工研究センター様です。
こちらは食品加工技術や、研究など企業向けに製品開発などを支援している大きな施設です。
施設内を見学すると、本格的な食品加工用の機械や研究用の機械が沢山設備され、一つ一つこちらの研究員の方が用途をご説明くださいました。
試作品を製造する際の施設の貸し出しも行っているとのことです。
こちらのディスプレイには北海道の様々な食品が展示されていました。
見たことのある商品や、食べたことのある商品も。
普段身近に見ることのない食品加工工場で使われているような本格的な機械が沢山設備されていて、
参考になると同時に大変良い経験になりました。
ちなみに、弊社商品の原材の一つもこちらの研究施設と企業様が共同で開発したものになります。
発表はまだ先ですので、ご期待ください。
途中、江別市で昼食をとり、美唄市へ。
次に向かった施設は美唄市にある(一社)北海道スノーフード研究会 利雪食品加工研究施設「ホワイト・ラボ」様へ。
こちらの施設は雪冷熱による貯蔵施設で、食品の保存、熟成、乾燥などの加工研究などをされているそうです。
貯蔵庫の中に一歩入ると雪の冷熱により冷蔵庫の様な涼しさでした。
下の写真の柵の裏には雪が貯蔵されています。
雪のある場所はこの様な感じに。
冬場に半日かけてこちらの場所に雪を入れているとのことでした。
貯蔵庫の中には開花前の桜の蕾の付いた枝や、野菜等が保存され、
桜の枝はこちらで保存することにより、開花時期を遅らせて利用できるとのことです。
また、こちらの施設では札幌のパン屋さんが干し芋を加工されていらっしゃるとのことで、沢山のさつまいもが保存されていました。
こちらはさつまいもを乾燥させる機械で約1日かけて乾燥させるそうです。
北海道産のさつまいもを使った干し芋を試食させていただきましたが、綺麗な黄金色と素朴な甘さで美味しかったです!
(一社)北海道スノーフード研究会 利雪食品加工研究施設「ホワイト・ラボ」様では貯蔵庫のスペースのレンタルもされているそうです。
今回の視察会の参加により今後、弊社の商品開発にも繋がるアイディアをいただき大変有意義な一日でした。
さて、7月も後半になり夏真っ盛りですね!
連日暑い日が続きますが、どうぞお身体ご自愛くださいませ。
冷房などによる夏風邪にもお気をつけください。